パリ市立近代美術館Muséed'Art Moderne

 

 《現代美術の中心地として浮上している都市》あるいは《芸術がまさに存在している街、芸術を楽しむ街》とは、ウォールストリート・ジャーナルによるパリ評です。ルーヴル美術館の膨大な作品数に疲れたら、はたまたどこの美術館に行ってよいのか迷ったら、近代美術館を訪れてみてはどうでしょうか。パリでは多くのお店が日曜日はお休みです。日曜日こそ、ゆっくり芸術鑑賞に時間をかけるのがおすすめですよ。


 

 

パリ市立近代美術館(Muséed'art moderne)は1937年に建設されました。ここでは様々な形態のモダンアートを楽しむことができます。20世紀以降、多彩に変化してきたヨーロッパの芸術の流れの中、近現代美術作家を中心に展示されています。セーヌ川を眺める美術館全体の建物は2枚の大きな翼のようように構成されており、このうち近代美術館と反対側を占めるのがパレ・ ド・トーキョーです。ローマ風の柱で囲まれたテラスにあるカフェを中心にパレ・ド・トーキョーとパリ市立近代美術館は接続されており、テラスのカフェではエッフェル塔やセーヌ川を眺めながらコーヒーを楽しむこともできます。

 

 

 

幅広い作品を取り扱うポンピドゥーセンターとは異なり、パリ市立近代美術館は、Robert DelaunaysとJean Fautrierを代表とするフォービズムとキュビズムを中心に20〜21世紀の近現代美術により焦点を絞っています。各展示室は時代ごとに区部されています。Dynasty、La Scene mexicaineまたはBertilleのような若いアーティストグループの展示も行っており、フランスをはじめとする国際的な現代美術の流れが表現されています。

 

 

歴史セクションでは、歴史的な回顧展やより幅広い領域の現代美術作品を展示します。Dufy、Van Dongen、Basquiat and De Chiricoなどの作家と出会うことができますよ。特別展示室では常設展とは異なり、定期的に様々なイベントが開催されています。私たちが訪れた時には、EugèneLeroy、Bernard BuffetやDe Chiricoの作品を鑑賞することができました。

 

 

 

当然美術館を直接訪ねてみてほしいですが、もしも旅行の日程がタイトな場合には裏技があります。パリ市立近代美術館の公式ホームページからオンラインで作品を鑑賞することができるんです。現代美術を楽しむ準備はできましたか?

 

ホームページ : http://www.mam.paris.fr/en/exhibitions

 

Musée d'Art Moderne de la Ville de Paris

 

Muséed'Art Moderne de la Ville de Paris

住所:11 avenue duPrésidentWilson 16e Paris

電話番号:01 53 67 40 00




開館時間:火〜日10時〜18時/木22時まで開館延長

月曜日と祝日休館

入場料

常設展:無料

特別展:大人料金:5ユーロ〜10ユーロ前後

割引料金(14歳〜26歳):大人料金の半額

子供は入場無料

 
   

 

 

 

 

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