世界のワイン文明を学べるボルドーワイン博物館 BORDEAUX CITÉ DU VIN

LA CITÉ DU VIN
住所:134 Quai de Bacalan 33300ボルドー
営業時間:10:00〜18:00(休日は19:00まで)、クリスマスは休業
アクセス:LaCitédu Vin Stasion(トラムB)、バス停LaCitédu Vin(Liane 7、Corol32、Citéis45)
入場料:一般20ユーロ、学生16ユーロ 

 

 ワイン博物館は、ボルドーに来たなら必ず訪れたい場所の一つです。2016年にオープンしたこの施設は、見学するだけではなく、五感を使って楽しめるインタラクティブな施設となっています。館内は広いので、見学には3時間~半日ほどを見ておくとよいでしょう。

 

1階にはワインのレッスンができるインフォメーションセンターがあります。インタラクティブなモニターを装えた小さなミーティングルームがあり、見学者は画面にタッチすることで特定のトピックを選択することができます。

 

SALON DE LECTURE
文学、歴史、芸術、ワインの人類学などについての図書館もあります。そこには、100カ国以上のワインを揃えたワインルームもあります。総額数百万ドルにもなるワインのストックです。ワインの専門家、ワイン愛好家はもちろん一般の方々でもワインの興味深い知識を学ぶことができます。 

 

 来場者は、込み具合や滞在時間を考慮して自分の関心のあるエリアから見学することができます。

 

LE BUFFET DES 5 SENS 
ワインは色(視覚)、香り(嗅覚)、感触(触覚)、味(味覚)で使って味わいます。ここはワインを五感を使って感じることができるスペースです。

 

 ここでは、ワインに必要な原材料の匂いを試すことができます。

 

こちらでは聴覚で。

 

ここでは、ワインの製造段階を色別に見ることができます。

 

LE MUR DES TENDANCES 

21世紀のワインのトレンドをボトルの中に詰めた。フィルム、カレンダー、ラベルなどが置かれています。

 博物館では各言語に対応した(日本語もOK)タブレットをレンタルしています。解説とともに興味のある展示を見学しましょう。

 

E-VIGNE

野生のブドウはまり果実をつけないので、人はブドウをよりたくさん生産するために研究し、改善してきました。ここでは自然を克服するための人々の努力を見ることができます。
  

 

 ワインの歴史を見てみましょう。ワインの発祥の地はジョージアで、ヨーロッパ、中央アジア、中東を結ぶ小さな国です。展覧会でジョージア州で見つかったワイン作りの道具なども見ることができます。

 

 

A BORD!

映像でワインについて学べる施設。フランスだけではなく世界中のワイン栽培に関する情報も含まれています。ワインの品種について、どのようにワインが'テロワール'の影響を受けているのか、ワイン製造の歴史など 3Dスクリーンを使って見ることができます。

 

 LE BELVEDERE

ワインについてもっと学ぶには、味わうのが一番いい方法かもしれません。入場料金には、ワイン一杯分の料金も含まれており、9階の360℃ガラス張りの展望スペースでワインを味わうことができます。8階にはレストランもありますので、ここでも眺望とともに美味しいワインと食事を楽しめます。

 

 

ワインを学んだあとの一杯は格別?ボルドーの偉大なワインをご堪能ください!

 

O'BON PARIS'S NOTE

ボルドーを訪れたら外せない場所の一つ。近代的な建築と豊富なワインの展示、そしてもちろんテイスティングもできるのでワイン好きには堪えられない施設です。