MAMAC ニース近代美術館

Musée d'Art Moderne et d'Art Contemporain

住所:Place Yves Klein、06000 Nice
営業時間:火- 日曜日 午前11:00 - 午後18:00/月曜定休
入場料:一般10€、学生無料

 

MAMAC

ニースの旧市街中心部に位置しているニース近代美術館Muséed'art moderne et d'art contemporain。建築家Yves BayardそしてHenri Vidalによって設計され、1990年に完成したこの美術館は4つの建物とそれらを繋ぐガラスで覆われたアーチで構成されています。

 

Exposition Temporaire

館内に入り、最初の階段を上がると、小規模の特別展が。2018年1月14日まで展示されている、Harun Farockiの«Parallele I-IV»という映像作品です。

 

Boutique

特別展を出るとブティックが。奥に少し入ると、次の展示館に移動するエスカレーターが隠れています。

 

特別展示館、常設展示とパブリックのテラスにアクセスできます。

 

Collections Permanentes

常設展のギャラリーを初めに見学。ここの作品は、主にニース出身のインスタレーションアーティストを中心に構成されたコレクション。

 

Le Laboratoire32

パリのMuséeMaillolで«Tout est art?(世界のすべてが芸術か?)»という展覧会を開いたBenjamin Vautierというアーティストの作品が初めに展示されていました。

 

芸術の定義について世に問い続けるベン。ネオンが光る彼のボックスに描かれているのは、「Comment savoir si c'est de l'art ou pas?(それがアートかアートじゃないか、どうしてわかる?)」。

 

Dauphine

コートダジュールで注目のマルセイユ出身のアーティストCésarの作品。写真の中のDauphineはセザールが創作した作品の中で初めに作った作品です。

 

Donation

ポップアートの伝説的なMartial RaysseのHigh Voltage Painting作品ととても似ているという気がします。実際、作者のNiki de Saint PhalleはMartial Raysseと生前一緒に活動してきた作家です。また、彼女はパリのポンピドゥーセンターのカラフルな噴水のオブジェを制作した作家でもあります。

 

Yves Klein

MAMAC博物館の中で最も貴重な作品。ニース出身のイブクルレンの作品。新現実主義の作家のひとり。

 

Yves Kleinは“黄金よりも高貴な青” "international klein blue"を開発し、その色の特許を取得しています。

 

彼はMarcel Duchamp や James Lee Biasのような作家でもあります。

 

テラス

最上階のスカイガーデンでは、アーチの橋を歩き、博物館の建物を自由に渡ることができます。また、美しい夜景やニースの旧市街の景色が楽しめます。

 

ニースでは年間300日間太陽の陽が差し、美しい海岸の景色を楽しめます。