パリの中華料理レストランまとめ

パリの最初の中華料理店は1930年代にオープンしました。ほぼ1世紀にわたる発展により、パリは中華料理の集まる場所となり、さまざまなスタイルの本格料理を楽しめるようになりました。

この記事では、パリで最も代表的な中華レストランを厳選しました。各レストランは郷土料理を代表する優れたレストランです。パリで美食を求める旅行者であっても、異国の家庭の味に憧れている旅行者であっても、このガイドは中国料理芸術の真髄をご案内します。

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湖南料理 — 23° Xiang

広東料理 —— Long Hoa

江浙料理 —— Chez Mamie

東北料理 —— B&B L'EST

四川料理 —— Fondue 9

深夜も楽しめるお店料理 —— Da Pai Dang

湖南料理 — 23° Xiang

香料理として知られる湖南料理は、その大胆な辛さ、香り豊かな風味、そして湖南文化の活気を体現する多様な調理技術で有名です。23° Xiangはパリの湖南料理の最高峰として高く評価されています。独特の料理スキルと数々の賞を受賞している有名シェフの張強は、本物の湖南料理をパリに紹介し、より多くのゲストが中国と湖南の文化を深く掘り下げられるようにするという目的でこのレストランをオープンしました。

張シェフの料理へのこだわりにより、ここでは最も本格的な湖南料理を見つけることができます。豚肉のニンニクの芽炒めは、パリでは珍しい、新鮮なニンニクの芽と塩味のあるカリカリとしたスモークポークを組み合わせた特製料理です。

牛肉とピーマンの炒め物は、シェフの熟練を示す完璧な一品。牛肉は柔らかく、シャキッとしたピーマンを引き立てます。さらに、手でちぎったキャベツ炒めやひき肉と一緒に炒めた酸味が爽やかな豆炒めなどの古典的な湖南料理はマイルド辛さで、食材本来の旨味と鮮度を完璧に保ちます。

ワイン好きである張シェフは、ゲストと一緒にグラスを傾けることも楽しんでおり、中華料理に合う赤ワインの組み合わせをおすすめしてくれます。個室のような雰囲気の店内は常連客が中心。このユニークな湖南料理レストランを体験したい場合は、事前に予約をお忘れなく！

住所：23 Bd des Capucines, 75002 Paris

アクセス :  メトロ3番線, 8番線, 9番線, Opéra駅, RER A線 Auber駅

営業時間: 12:00-15:00, 19:00-22:00(月曜定休)

広東料理 — Long Hoa

パリには広東料理レストランがたくさんありますが、そのクオリティはさまざま。ただし、パリのチャイナタウン (13 区) にある Long Hoaは、本格的な広東料理で際立っています。

広東料理の美しさは、鮮やかな色彩、風味豊かな味わい、フレッシュな料理にあり、そのすべてがここで完璧に表現されています。レストランの名物料理である皇后鶏は、柔らかくて旨味があり、生姜ソースがアクセントになった新鮮な味わいです。豚足の豆腐煮は柔らかく濃厚な味わいで、白いご飯が進むボリューム満点の一品です。

住所：11 Rue Philibert Lucot, 75013 Paris

アクセス :  メトロ 7番線, Maison Blanche駅

営業時間:11:00-23:00 (火曜定休)

江浙料理 — Chez Mamie

江蘇料理や浙江料理は、江浙料理や淮陽料理としても知られ、天然素材のエッセンスを捉えた、繊細でほのかに甘味がある味わいで有名です。この伝統を体現するChez Mamieでは、完璧な食感と料理の繊細さが特徴の、風味豊かな江浙料理で家庭的な食事体験を提供しています。

シェ・マミーの最も自慢の料理の一つは魚(Squirrel Fish)で、シェフの絶妙な包丁さばきと正確な味のコントロールの証です。工夫を凝らした魚は、外はカリッと中はジューシー、噛むたびに甘味と酸味の絶妙なバランスに驚かされます。

ナス、豆腐、黒キクラゲ、イカ、エビを組み合わせた「焦がし三宝(Burnt Three Treasures)」は、豊富な食材がそれぞれ独特の食感と風味を生み出し、江浙の複雑な料理哲学を示す古典的な料理に仕上がっています。

さらに、「Needle Mushroom Beef Pot」や「Golden Sand Sweet Potatoes」などの料理もそれぞれに特徴があり、記憶に残る味わいです。

住所：18 Rue du Grenier-Saint-Lazare, 75003 Paris

Transportation : メトロ11番線, Rambuteau駅

営業時間:   12:00-23:00 (水曜定休)

東北料理 — B&B L'EST

B&B L'EST に足を踏み入れると、中国東北部の地に足を踏み入れるような気分になります。ボリュームたっぷりの料理としっかりとした味わいの料理が、東北料理の独特の魅力に命を吹き込みます。

B&B L'ESTの代表的な冷製料理である多色冷麺は、見た目にも美しく、柔らかな食感の麺と、フレッシュなキュウリ、歯ごたえのある黒キクラゲ、砕いたピーナッツがアクセントになっています。胡麻だれが絶妙に絡んで、おつまみにぴったりの一品です。

酢豚と豚の角煮麺は見逃せない定番料理です。豚肉は薄衣でサクサク、適度な厚みがあり、一枚一枚にほのかな酢の香りが漂います。

豚角煮ヌードルは、ボリュームたっぷりで豊かな味わいで多くの人々を魅了します。また、串焼き、オクラ炒め、エビのフライなどは、北東部料理の多様性と魅力を表しています。

住所：7 Rue Saint-Laurent, 75010 Paris

アクセス : メトロ4, 5, 7番線, Gare de l’Est駅

営業時間:11:00-15:00, 18:00-23:00 (水曜定休)

四川料理四川料理 — Fondue 9

四川料理はスパイシーで香り高いことで有名で、伝統的な料理がたくさんあります。中でも重慶火鍋はその独特の味と魅力で食通の間でも人気の料理。パリにある本格的な重慶火鍋レストラン、Fondue 9を紹介します。

ここのスープは昔ながらの牛脂を使用しており、香り豊かで脂っこさがありません。スパイシーなアヒルの血など、厳選された具材はぜひ試してみてください。「7 アップ 8 ダウン」法に従って調理されたモツ(tripe)は、スープに8回浸した直後に、スパイシーなスープが完全にしみこみ、味覚を満たします。重慶火鍋の古くからのファンでも、初めての方でも、ここの鍋の虜になるでしょう。

住所：168 Rue Saint-Denis, 75002 Paris

アクセス : メトロ 3, 11番線, Arts et Métiers駅

営業時間:  月日12:00-12:30, 18:30-23:00

深夜も楽しめるお店 — Da Pai Dang

ダ パイ ダンは、パリの夜のグルメの楽園です。多彩なメニューと深夜1時までのサービスを提供しているので、深夜の食欲に最適なスポットです。何を食べようか迷ったら、Da Pai Dang がおすすめです。

ブラックペッパービーフキューブのような伝統的な広東料理から、東坡豚肉のような江浙の伝統料理、さらには福建肉団子スープのような福建省の名物料理まで、それぞれの料理が料理の真髄を捉えており、中華料理の多面的な魅力を表現しています。また、魯料理の名物「九転腸」は、滑らかな食感と甘い大豆の香りが特徴で、ぜひ試してみてください。

もちろん、Da Pai Dangの名物料理は、マスタード漬けの魚の煮物です。濃厚なスープと柔らかい魚、しびれるほどスパイシーで食欲をそそり、深夜の食事に最適です。

また、「スティック揚げと野菜のチャーハン」もぜひトライしたい一品。保存野菜の塩味とソーセージの香りがご飯に絶妙に溶け込み、スティック生地が独特の食感を加えたチャーハンです。ダ・パイダンの名物です。

住所：84 Rue Baudricourt, 75013 Paris

アクセス : メトロ 7番線, Maison Blanche駅

営業時間:18:30-25:00

オリエンタルな味わいをパリで

かつては、中国のさまざまな地域の独特の料理を味わうには、大規模な旅行が必要でした。現在では、国際都市パリで、さまざまな中華料理をワンストップで体験できます。海を越えて旅をしてきたシェフたちによる、中国各地の本格料理をぜひ味わってみてくださいね。

撮影： O'bon Paris team

著者： O'bon Paris team（Gentlerazo）