伝統的な製法にこだわるDU PAIN ET DES IDEESデュ・パン・エ・デ・ジデ

 

カテゴリー:ブランジェリー

住所:34 Rue Yves Toudic 75010 Paris

営業時間:月 - 金の6h45-20h(週末及び祝日休業)

 

INTRO

パリ10区、サンマルタン運河の近くには、まるで1900年代にタイムスリップしたかのような美しい外観に、香ばしい焼きたてのパンの香りが道行く人の足を止めるパン屋さんがあります。シックなインテリアとパリジャンにも定評のあるパンの味わいが、毎日長蛇の列ができる理由。パリを訪れる観光客までも魅了してやみません。2016年には東京・青山にもオープンしたデュ・パン・エ・デ・ジデ。日本と本国との味を食べ比べてみてはいかがでしょうか。

 

 

古いブーランジェリーの雰囲気を生かした内装。創業者のクリストフは「ここへ訪れたお客様に昔に戻ったかのような体験をしてほしい」と言います。伝統を大切にする心は、パンの製法だけでなく、インテリアにも現れています。2008年には美食ガイドGault&Millauゴーエミヨーのパリの最高のパン屋さんに選ばれたデュ・パン・エ・デ・ジデ。青い外観が目を引くお店の前には、いつもたくさんの人が並んでいます。

 

 

お客さんが多く、商品の回転の早いお店だから、休む間もなく焼きたてのパンたちが運ばれてきます。焼き上がりたてのほかほかのパンに出会えるかもしれませんね。

 

 

お目当てのパンがなかったら、そのパンが焼き上がるまでわざわざ待って購入するお客さんもいるのだとか。こだわりのあるパリジャンたちにも認められているお店なんですね。

 

 

デュ・パン・エ・デ・ジデで必ず味わいたいのがエスカルゴと呼ばれるぐるぐると渦巻き型のデニッシュ。特にピスタチオ味が人気です。バターたっぷりでいて、サックサクの食感がたまりません。

 

 

10月から5月には塩キャラメルのアップルパイ、9月にはアプリコットとイチジクのタルトが店頭に並びます。パン屋さんにならぶタルトをみれば、旬の果物や季節を感じることができるんですよ。

 

 

リンゴを使ったパンと言えば、定番のショーソンポム。デュ・パン・エ・デ・ジデでは他にもリンゴを使った様々なパンを味わうことができますよ。どれを選ぶかついつい迷ってしまいます。

 

 

デュ・パン・エ・デ・ジデでは、有機小麦粉、有機卵、有機牛乳など、厳選した最高の素材を使用して、手仕事によるフランスの伝統的なパン製造法を守り続けています。毎日の気温の変化や湿度の変化を敏感に感じ取り、その日1番美味しいパンを作る努力をしていると言います。
 

 

お店では創業者クリストフの著書を購入することもできますよ。もともとはファッション業界で働いていた彼。しかし小さな頃から抱いていたパン職人になる情熱を抑えられず、デュ・パン・エ・デ・ジデをオープンしたのだとか。ここでしか味わえない最高のパンを届けたいという彼のパンへの情熱が感じられます。

 

 

毎朝6時45分から午後8時まで、次々にパンが焼き上げられていきます。週末はお休みなので、平日に訪れてみてくださいね!7時間熟成させるというバゲッも必ず味わいたいパンのひとつです。 

 

 

お店の外にはテーブルが設けられていますし、また天気の良い日ならサンマルタン運河もすぐ。これからの季節、太陽の下で香ばしいパンを頬張りたい!ライトブルーのパン袋まで洗練された、さすがパリを代表するパン屋さんのひとつデュ・パン・エ・デ・ジデ。この辺りを散策するなら、ぜひ訪ねてみてください。 

 

 

 

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